干し芋と言えば、薄くスライスされた「平干し」、薄切りにしない状態で干した「丸干し」、最近では食べやすいように棒状にカットされた「角切り」なども人気です。
「形によって食感は違う?」
「どれがおいしい?」
ここでは、干し芋の形ごとの特徴をご紹介。
平干し芋
加工の過程で薄くスライスされたのが平干し芋。
厚さは5mm程度のものが一般的なよう。
干す前の工程で10mmほどにスライスしても、干して仕上がる頃には半分ほどの厚さに。
- 1つ1つが食べやすい大きさ
- 適度な歯ごたえや弾力
薄いので手で持ちやすく、サイズ的にもペロリと1枚食べられるものがほとんど。
「柔らかい!」という感じの干し芋よりも、適度に歯ごたえや弾力のある干し芋が多い印象です。
「昔ながらの素朴な干し芋が好き」「軽く食べられるものがいい」という方におすすめ。
丸干し芋
平干しと違い、薄切りしないまま干したのが丸干し芋。
ごろっとした形の干し芋です。
天日干しで仕上げる場合、干す日数は平干しの倍以上かかることも。
- しっとり柔らかい食感のものが多い
- 1本でも食べ応え十分
- 平干しよりも高額な場合が多い
ボリューミーな見た目のまま、食べてみると1本でもかなり食べ応えがあります。
しっとり系が多く、平干しとは違ったねっとり柔らかな食感が味わえます。
同じ原材料と内容量でも丸干しの方が平干しよりも高価なケースが多い印象もあります。
干す時間が長かったりと、手間暇がかかっているからかなぁ。
「スイーツのように楽しみたい」「しっとり柔らかい干し芋が好き」という方におすすめです。
冷やしてもおいしいスイーツ感たっぷりの干し芋はこちらで紹介しています。
【加宝地ほしいも】実食レビュー|しっとり柔らか!まるでスイーツ 「紅はるか 丸干しほしいも」はしっとりねっとり!スイートポテトのような味わい角切り干し芋
角切り干し芋は、角棒状にカットされた食べやすいスティックタイプ。
平干しよりも厚みがありながら、1本1本が食べやすい大きさに揃えられています。
- 持ちやすく食べやすい大きさ
- 丸干しのような柔らか食感
スティック状になっているので、手で持って食べやすいのが特徴。
厚みがある分、丸干しに近い柔らかな食感のものが多い印象です。
「さっと食べられるものがいい」「柔らかくて食べやすい干し芋がいい」という方におすすめです。